月別アーカイブ: 12月 2011

(朝日新聞記事)作家の正体は警察医

宮崎北署の警察医を務める内科医、大西雄二さん(64)=宮崎市=が、作家活動を続けている。出版物は5作。検視の現実、郷土の風景、宮崎の感染症の歴史など、すべてでテーマが異なる。中でも、8月に出版された最新作、「薔薇(ば・ら)の時代」(鉱脈社)は、それまで実務に近いテーマだったのに対し、文芸評論というジャンルに踏み込んだ。実は、大西さんは、青春時代は医師ではなく、文学の世界をめざしていた。
本業の内科医院は、県内最大の繁華街ニシタチのど真ん中にある。この一帯を管轄する宮崎北署の警察医を引き受けたのは1990年。異状死の知らせがあれば、昼夜を問わず現場に急行するほか、月2回、留置人の健康管理にも出向いている。検視は年100件を超える。
そんな大西さんを医学の道へ歩ませたのは、青春時代、文学の世界に憧れて上京したものの、半ばで挫折した経験だった。 続きを読む

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